最新ニュース

支部活動つどい

区役所の機能低下は許さない!しゃべり場

   10月9日、市職労は区役所支部の座談会「みんなのしゃべり場」を開催しました。すべての区役所支部から70人が参加し、職場の悩みや問題点を話し合いました。
 税務・納税職場のみなさんは、市税事務所(※)についての話題で持ちきり。

※市税事務所とは…
 名古屋市は、現在16区役所・5支所にある税金関係の部署をなくし、市内3か所の「市税事務所」に集約しようとしています。「市税事務所」は栄・名古屋駅・金山のいずれも一等地に建つ民間ビルを利用し、その賃料だけで年間7〜8億円と見込まれています。各区役所・支所には、税務証明の発行窓口だけが残り、申告の受付や簡易な税務相談は行いますが、専門的な内容にはTV電話を使って市税事務所が対応します。
 この「市税事務所」構想が進めば、区役所から税務職員はいなくなり、現在行っている総合的な市民のくらしの応援ができなくなります。また約3分の1の職員が区役所からいなくなるため災害時や選挙時の対応は十分にできなくなります。市職労は、区役所協議会のみなさんと「市税事務所」に反対しています。

 しゃべり場では、「区役所は税金や福祉、まちづくり、市民課など、すべてが1つの建物にあることで住民のくらしの全般をサポートすることができる。区役所から税務職場がなくなり、市税事務所になったら、市民に寄り添って仕事ができなくなる。もし市民が税金のことで相談に来ても、区役所では権限がないからテレビ電話で話してくださいとしか言えなくなる」。「いまは家屋を調査するのに、市民のみなさんの都合を聞いて訪問している。しかし市税事務所になれば、市が決めた時間を複数提示し、市民のみなさんがそれに合わせなければいけなくなる」と、市税事務所の問題点が明らかになりました。

   市職労は、12月3日・教育館(栄)で「住民が主人公の区政を目指して」のつどいを開きます。<チラシ参照>「住民が主人公の区政を目指して」つどいぜひご参加ください。
 また「市税事務所」に対する意見を募集しています。
 市職労758SSK@chance.ne.jpまでご意見をお寄せください。

▲ このページの先頭にもどる