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主張、調査

賃上げ「今でしょ」

民間好業績を背景に賃上げ検討相次ぐ

   10月30日の中部主要企業の2013年9月中間決算発表では、好業績企業の経営者から来年の春闘で賃上げを検討する発言が相次ぐなど、ベースアップ(ベア)を含めた賃上げの機運が高まりつつあります。また、11月5日には中部経産局長が中部経済連合会の会議に訪れ、加盟企業に賃上げを要請。「(賃上げなどを)いつやるんですか、今でしょ」と発言。安倍政権が経団連などに要請している動きに各地の経産局が呼応しています。
 一方で、公務への狡猾な賃下げ攻撃はしたたかにつづけられています。デフレ不況の脱却の為にも、官民問わず働く人の懐を温めることが今必要です。

人員増と賃上げがトップ 職場最前線アンケート

 秋の取り組みのひとつ、職場最前線アンケートは前年を上回る2182通を回収(11月6日現在)。「仕事をしていて不安・不満に思うことはなんですか」の問いには「このまま仕事が続けられるか心配である」との回答が最多。また、「仕事を続けていくうえで改善したいこと(複数回答)」の問いでは「人員の増員」に1132人、次いで「賃金・権利」に1008人という結果が出ました。
 賃上げムードが高まる情勢のなかで、これらの要求を実現していくためにも組合員一人ひとりの力の結集が必要です。署名行動や集会への参加などで職場の怒りを結集しましょう。

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