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市民のつどい2016

住みよい“なごや”はみんなの願い

   つどいのはじめには、天野鎮雄さん(劇座)が講演。自身が演劇に取り組んできた経験から、「演劇は相手役のセリフを聞くことで成り立つ」と話され、国民の声に耳を傾けない政治のあり様や、弱い立場の人をきちんと支えることの大切さを、朗読を交えながら訴えかけられました。

キーワードは
「地域でつながる」

 特別報告で、?子ども食堂の取り組み?高校生のブラックバイトと奨学金の実態?中小業者の暮らしと生業の現状がそれぞれ話されました。
 子ども食堂の取り組みでは、子ども1人でも入れる食堂として、学習支援などしながら地域の大人や子どもが共に元気になれる居場所づくりを目指していることが紹介されました。報告者からは「地域で“たまり場”をつくりながら、すみよい名古屋をめざしていきたい」と話されました。

事前企画で
仕事アピール

 また、お昼の時間には事前企画として市職労・現業評議会(以下「現評」)を中心に、ごみ収集や学校用務員、保育園給食など仕事の紹介をするパネルの展示や学校支部給食部会による「白玉ぞう煮」の試食が行われました。会場内では「こんな美味しい給食を食べられて子どもたちは幸せ」や「おかわり食べたい!」、「給食の委託がされるのは知らなかった、反対したい」など声が寄せられ、93筆の署名が集まりました。
 企画の準備などをすすめてきた現評幹事からは「今回初めて『市民のつどい』に参加させていただきました。事前の打ち合わせから準備をして当日を迎え、学校給食の試食など市民の皆さんに我々現業の仕事を、パネルを使いしっかりアピールする事ができ、大成功に終わりました。また職場に戻って、市民の皆さんに喜ばれる仕事を追及していきます」と感想を語ってくれました。

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