現場の力「知らなかった」と対話広がる

現評・第6回なごやかふれあいまつりを開催

　ふれあいまつりは福祉支部保育園部会の若手保育士が中心となる「まんまる企画」の力強い太鼓の演奏とともに幕開け。生活衛生センターからは「虫のクイズ」、動物愛護センターのコーナーではキーホルダーづくり、国保推進員部会はバルーンアートコーナーを担当。カラフルなバルーンを様々な形に変え、来場者にプレゼントすると笑顔がこぼれます。福祉支部の縄跳びやボウリングなど遊びのコーナーで遊ぶ子どもたちの元気な姿も見られました。
　今回、小学校給食の「カレーめん」と保育園のおやつ「鬼まんじゅう」の試食を２５０食準備していましたが、終了時間前には無くなり大盛況。試食後には「本当に美味しかった」、「他都市から来たけど、名古屋の給食がこんなに美味しいなんて、これをお土産にしたいくらいです」などの感想が聞かれました。
　会場内には小学校・保育園給食や環境行政、災害派遣時のごみ収集作業などを写真で展示し、仕事をアピール。熱心に見入る来場者の姿が見られました。環境局支部のごみ分別ゲームのコーナーでは、正しいごみの出し方も学びます。
　実行委員長は、「当日までの準備などみんなの力が積み重なり、大成功のまつりでした。オープニングの太鼓は初の試みでしたが足を止めて来場する人もおり、良かったです。ぜひ来年も開催したい」と感想を話しました。
　また、ふれあいまつりの前段では市民宣伝行動も行われました。現業職員の退職不補充で市内の小学校３校で給食調理業務の民間委託がこの４月から始まったことなど紹介しながら、安全・安心の暮らしのために現場の力が必要、と道行く人に訴えました。