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第42回東海自治体学校 分科会報告

安全・安心の学校給食は自治体の責任で

   浜松市職員組合の給食調理員の方から、受託業者の突然の契約辞退により浜松市内の小中4校で1学期中の給食が出せず、外注弁当で対応した事態が報告されました。「その中でも、アレルギー食は子どもの命に係わる問題と、直営で調理の応援を行った。委託業者の中には、常に調理員の募集を行っている業者もあり、人材確保の面で委託の限界がある」と指摘。
 また、安全衛生委員会の職場巡視で委託先の調理場を見学した際、ほこりや油汚れ、釡のサビに驚いた話も。正規では、長期休みに行っていたメンテナンスや掃除に、委託では手が回っていない状況も話されました。

保護者から不安の声

 名古屋市の保護者からは「4月からの委託で何が変わったか聞いてみたが、子どもからは『味が濃い』、『美味しくない』などの声があった。業者紹介のプリントでも調理員の名前はイニシャルで、誰が責任を持って作っているのか分からず不安」、「次に委託されるのはうちの学校かもという不安があり、この流れを止めたい」など発言がありました。

新たな署名スタート

 この4月から名古屋市内の3小学校の給食調理業務が委託されましたが、改めて委託の撤回と拡大阻止を求める署名を取り組むことが事務局より報告されました。

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