原水爆禁止08年世界大会
高まる核廃絶への流れ
8月4〜6日、広島市で開催された、原水爆禁止2008年世界大会には、海外代表270人を含む6800人が参加。市職労からは6人が参加しました。
大会では、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にいたる20ヶ月間に、「核兵器のない世界」を共通の目標とする全世界的な署名行動が改めて提起されました。
「広島・長崎の歴史」は希望
アフガニスタンからの女性代表の言葉が象徴的でした。
日本の反核・平和運動を指して、「『広島・長崎の歴史』は、希望を失わなければ平和と繁栄を実現できることを教えてくれている」と発言。
いま、自民党など「核の傘」理論推進者は、「非核・平和都市宣言」の「非核」の文字をはずさせる策動を強めています。しかし、秋葉広島市長の平和宣言で「核攻撃から市民を守る唯一の手段は核兵器の廃絶しかない」の言葉どおりです。
参加した環境局支部の仲間は、「広島港から岩国新港まで、弾薬庫・空港など軍事基地のあまりの多さにビックリした」、「アフガニスタンの女性代表は、命を掛けて参加するなんてすごい」、「メディアなどで被爆者の話は聞いていましたが、経験された方から直に話を聞くことの重みを感じました」など感想を寄せてくれました。