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つどい共闘申入れ・交渉

「導水路はいらない」住民訴訟

   6月11日、木曽川系連絡導水路事業をめぐって、「導水路はいらない!愛知の会」は名古屋地裁あてに「住民訴訟」を行いました。
 愛知の会は、5月、愛知県に対して公金支出差し止めの住民監査請求を行いました。しかし5月13日、県は請求を却下。愛知の会は住民訴訟へと踏み切りました。
 徳山ダム建設にかかった費用は3500億円。さらに導水路計画は総工事費890億円が必要。そのうち名古屋市は120億円を負担します。
 浜名湖の2倍もの貯水容量をもつ日本最大のダム。水使用量が増えるだろうと過大予測し、踏み切った大型公共事業です。しかし、1990年代以降の水使用量は横ばい状態。水道使用量の伸びも止まり、名古屋市は今後需要が急激に増えることもありません。そもそも長良川河口堰の水でさえも一滴も使っておらず、不要な事業と言わざるを得ません。
 また、栄総行動実行委員会は5月30〜31日、「徳山ダム導水路」予定コース見学ツアーを開催。第70回栄総行動記念事業として行われたもので、無駄な公共事業についての学習を行いました。
 参加者は、「河村市長でさえも『名古屋市は事業から撤退をすべき。渇水時は農業用地で調節できないか』とも考えている。いま決断の要となっている愛知県は導水路事業から撤退してほしい」と住民訴訟への意気込みを語りました。

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