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平和つどい共闘

原水爆禁止2009世界大会・長崎

「核の傘」より「9条の傘」

   8月7〜9日、長崎で原水爆禁止2009世界大会が開かれました。名古屋市職労から15人、世界から7800人が参加。核廃絶への大きな連帯の場となりました。

 「長崎に来てください」。
 8月9日の平和祈念式典で、田上富久長崎市長はそう呼びかけました。核保有国そして世界の指導者たちに。「被爆の跡地に立ってみてください」と。

   1945年8月6日、広島に。9日、長崎に。原子爆弾が投下されました。それから64年たったいま、「ヒバクシャはわたしたちで最後に」の心が、国際政治を動かしています。今年4月にはオバマ米大統領がプラハで「核兵器のない世界」を目指すと明言。また日本でも原爆症認定集団訴訟はついに政府を追いつめ、全面解決への確認書を合意させました。
 大会に参加した保育士は「海外代表やいろんな人の話を聞いて、オバマ演説の影響がすごく大きいと感じた。でも平和を願う人々が活動してきたことであのオバマ発言が出てきたんだと思う。帰って職場や周りの人たちに平和伝えたい」と話しました。
 大会で採択された長崎からのよびかけ」では次の点を強調しました。
 (1)2010年5月に開かれるNPT再検討会議までに「核兵器のない世界を」の国際署名を1200万筆まで集めること。(2)いまだに「核廃絶」ではなく「核の傘」を唱える日本政府に対して、「非核3原則」の厳守を迫るため、「非核日本宣言」を全国各地で宣言させること。(3)憲法9条を守り生かすこと。(4)米軍への思いやり予算や軍事費の削減を求めること。(5)被爆の実相を次世代と世界に伝える証言活動や原爆展に取り組むこと、などを満場一致で決めました。

   また8月6日、名城東小公園で三の丸納涼祭りが行われました。
あわせて市役所駅で核兵器なくそうの宣伝も行い、核廃絶をアピールしました。

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