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さようなら自立支援!障害者マラソンスピーチ

   12月3日から9日までは「障害者週間」。
 名古屋市では、「障害者自立支援法は生存権を侵害している」とおこした裁判が2日に行われたことから、同日の昼に市役所前で報告集会が行われ、1週間の障害者マラソンスピーチが始まりました。
 2日、裁判所には傍聴者70人が押し寄せました。障害者が働くこと、生きることへの支援に、1割負担を課す「自立支援法」は、平等権や生存権を保障した憲法に違反するとして、国と名古屋市を相手に提訴した裁判です。原告は中川区の作業所に通うBさん。
 「自立支援法ができてから、移動にもヘルパーさんにお金を払うようになった。野球が好きだが1人では観に行けない。トイレなどの介助、作業所に働くことにもお金の問題がつきまとう」と、パワーポイントを使って日常の生活を語りました。
 マラソンスピーチでは「応益負担の自立支援法はまるで障害者税だ」「1日も早く廃止を。そして二度とこんな法律をつくらせてはいけない」など発言が続きました。
 きょうされん(共同作業所全国連絡会)は、「さようなら自立支援!とびっきりの新法を」と大きな垂れ幕を掲げます。応益負担をなくすこと、障害者関連予算の増幅などを求めて、新しい法律づくりを進めます。

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