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平和つどい主張、調査

憲法は国民を守るもの・平和推進委員会「憲法」学習を開催

改憲勢力の危険な狙いを知り、憲法について学ぼう

   安倍自民党政府をはじめ維新、みんなの党などは、憲法96条の「憲法を改正する手続きの発議要件」を、国会議員の3分の2以上から過半数の賛成に緩和して、憲法を簡単に変える仕組みをつくろうとしています。7月の参議院選挙の結果次第では憲法が変えられてしまう危険が高まっている中、市職労の平和推進委員会は「改憲勢力の危険な狙いを知り、憲法について学ぼう」と、5月21日、岡村晴美弁護士(名古屋南部法律事務所)を講師に憲法学習会を開催しました。

 
岡村弁護士は「憲法は私たち国民を守るもの」であるということを-強調しました。権力者が暴走しないようにする憲法だからこそ、簡単に憲法が変えられないように、国や権力にしばりをかけているのが憲法96条です。「自民党は憲法改正ではなく、憲法を全く違うものに変えようとしている」と岡村弁護士は指摘します。ねらいは憲法9条を改悪し国防軍を設置して戦争をできる国にすることです。さらに自民党憲法草案では、基本的人権や国民主権を制限するなど国民をしばる憲法に180度変えようとするものです。改憲論者の学者などからも批判の声が上がるなど、反対の世論が広がっています。

世論動かす草の根の運動
 岡村弁護士は、学習会の最後に、「まず今の日本国憲法を知ること、語ることから始めよう!」と呼びかけました。6月4日付けの中日新聞の1面トップで「9条、96条改悪反対5割超」「原発再稼働6割ノー」「民意と安倍政権隔たり」と全国世論調査の結果が報じられました。全国で7000を超す「9条の会」や平和行進など「二度と戦争はくり返さない」「平和な日本を」という草の根の運動が世論を大きく動かしています。7月21日投票の参議院選挙は、日本国憲法を暮らしに生かす政治に変える大きなチャンスです。

ちゃんと知らなきゃ大変だ!!!

「豊橋のいのちと未来を守る会」さんのホームページでは、マンガで自民党憲法改正法案の問題点が紹介されています。ぜひ一度ご覧ください。
http://nabeho.com/inomira/inomira_Have_to_knowA4.pdf

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