生活保護はどうなる?
区役所協議会「生活保護学習交流会」を開催
生活保護法改正案と生活困窮者自立支援法案は11月13日に参議院本会議で可決され、衆議院へ送られています。
学習会の中で吉永さんは2つの法案を申請者と窓口職員の距離を遠ざけ、「水際作戦」を合法化する改悪案だと指摘。「労働市場の激変を横に置いて生活保護のみを変えても問題は解決しない」と話しました。
講演後の交流会では、参加者から「法案の改正の内容や基準引き下げが生活保護以外にも幅広く影響することが分かった」などの感想が出されました。また、「自立支援がしたいと希望してこの職に入ったが、仕事量に見合った人員がまったく足りていない」と言った思いも参加者から語られました。