− 共闘
国保署名スタート集会
国保料を大幅に引き下げて
7月22日、「国保をよくする会」の主催で、「国保と高齢者医療の改善を求める署名のスタート集会」が開催され、約30人が参加しました。
集会では、国保への国庫負担金が1984年以降大幅に削減され、その結果、名古屋市の国保料は、協会けんぽの2倍にもなっていること。一般財源からの繰入が2002年に比べると3分の1に激減し、保険料の引き上げに影響していること。また、保険料滞納者への保険証取り上げ・資格証明書発行と差押えが急激に増加していることなどが報告されました。
参加者からは、「国保の場合は、生まれたばかりの赤ちゃんにまで保険料がかかることには疑問。国保制度をよくすることは、私たちの健康保険制度をよくすることにもつながる。社会保障制度をよくするためにも、署名運動を成功させよう。」など会場発言がありました。
最後に、名古屋市の国保をよりよくしていくために、学習と署名行動を地域で積極的に広げようと行動提起があり、確認されました。
署名の請願項目は国保料を大幅に引き下げること、減免制度該当の世帯には自動減免の実施をなどのを含む4項目が挙げられています。