− つどい
2015市職労学校
自治体労働者として住民のために「良い仕事がしたい」
初日の講演1で榊原秀則さん(南山大学教授)は、自治体を取り巻く状況を話しながら、地方自治が破壊されてきた一例として、地方分権改革で保育所(乳児)の面積基準が緩和され、詰め込み保育などで乳児の人権が保障されないことを指摘。住民の権利を保障するために、地域で理解や共感を得ながら運動を進めることの必要性が話されました。二つ目の講演では、豊橋市職労の方から、学校用務員としてこれまで行ってきた業務改善運動の話がありました。
あきらめない
取り組みが必要
2日目の講演は、市職労前委員長から、仕事と職場をより良いものにするためには職場で議論を呼びかけ要求にまとめることが大切。昔も今もそんな組合活動が求められている。市民要求に応え、職員が健康で働き続けられる体制を、あきらめず要求していこう、と現場の実践経験をもとに話がされました。
その後の職場報告では、支部で発行する機関紙づくりとその過程での仲間づくり、現業不採用問題と環境局支部で取り組んできた作業改善などの話を聞きました。