− 主張、調査
熊本地震ボランティア活動
自治体労働者として被災地に心寄り添って
6月18日の活動です。18日は、全国からボランティアが集まり、傾いたブロック塀の撤去や依頼があったお宅の片付けなど行いました。
名古屋市職労からの参加者は熊本市内の大規模半壊と判定されたお宅で、家具の解体(写真)・運びだし作業に携わりました。参加者のTさんは、「家の中は地震の影響でぐちゃぐちゃで、床にはガラスが散らばっていました」と被害の大きさを話します。作業後に訪れた益城町では、倒壊した家屋や地割れなど、被災当時のままの光景が広がっていました。
Tさんはこの間、阪神、中越、東北など、市の災害派遣やボランティアで被災地支援を行ってきた経験から「災害が起きた時、頼られるのは自治体職員ですが、名古屋市でも職員が削られ、いざという時に力を発揮できるのか心配されます。やはり災害時にも市民生活を支えられるだけの人員を求めていかなければいけません」と人員増への思いも話しました。
名古屋市職労では、引き続き災害支援カンパに取り組みます。