消費税やめさせる連絡会・街頭宣伝
消費税増税より2聖域(大型公共事業・軍事費)にメス入れて
8月3日、「消費税やめさせる連絡会」は昼休み街頭宣伝行動を行いました。通行者は消費税への関心が高く、1時間で80人近くの署名が集まりました。
消費税は1989年に導入されてから20年です。97年に3%から5%に引き上げられ、その後の日本経済を失速させました。橋本元首相は、後にこの増税が失敗であったことを認めています。
与党も野党第一党も、社会保障財源に充てることを口実に消費税の引き上げを主張していますが、低所得者ほど重い負担を強いる消費税ほど、庶民のくらしを支える社会保障の財源としてふさわしくない税金です。
市職労の塚本副委員長は、「いま消費税を引き上げることは、くらしを破壊し、日本の冷え切った経済をさらに悪化させる。消費税の増税ではなく、大型公共事業や軍事費など予算のムダと浪費にメスを入れるべき。そして行き過ぎた大企業・大資産家優遇税制と5兆円規模の軍事費という2つの聖域にメスを入れれば、消費税の増税に頼らなくても、社会保障拡充のための財源は確保できます」と訴えました。
今年は、構造改革でズタズタにされた国民の暮らしを立て直す最大のチャンスです。国民ひとり一人の声で消費税の値上げをやめさせ、安心して暮らせる政治を実現させていきましょう。