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公立減らさず認可保育園の増設を

名古屋の保育守ろう大集会

 2月28日、市職労が参加する「保育をよくするネットワークなごや」は名古屋の保育を守ろうと労働組合や保育団体、市民らと共同で大集会を開催しました。
 会場となった女性会館ホールには300人が集まりました。集会の参加者は保育園が安心して子を預けられる場所でなくてはならないこと、子がのびのび・いきいきと育っていける場所でなくてはいけないことを確認。事務局からの行動提起に立った市職労福祉支部の役員は「みんなで集まってやれば、一つでも二つでも前に進むことができる。諦めず、粘り強く一緒に頑張っていきましょう」と参加者に呼びかけました。
 
 集会の中で学習会の講師をつとめた福祉支部役員は、他の自治体で起こっている企業参入による弊害を訴えられました。ある日突然に園が閉鎖してしまったこと、油でベタベタの食器が平然と給食に使われていたこと、名古屋のベビーホテルでは赤ちゃんが狭いカゴに寝かされていた事実などを話し、「待機児童ワーストワンの名古屋が今すべきことは、公立保育園を減らすことでなく、国の保育基準を満たした認可保育園を増設すること。企業参入なんてもってのほか。何が良くて何が悪いのかの判断ができない子どもたちに代わって、私たち大人が子にとって最善の利益とは何かを考えていかなければならない」と話しました。

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