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つどい会議

臨時・嘱託・パート・派遣労働者のつどい

働き方めちゃくちゃ!

   現在、名古屋市役所には、約4600人(19.2%)の非正規職員が働いています。11月13・14日の2日間、市職労は中京大学文化市民会館で、名古屋市に働く臨時・嘱託・パート・派遣労働者などのみなさんを対象にした「みんなの要求を語るつどい」を開きました。13日は45人、14日は53人が参加。普段行き場のない要求が次々と話されました。
 「収入は月11万円…。働くというよりボランティア」。そう話すのは臨時職員さんです。「責任も重いので賃金・処遇の改善をすぐにでも」と訴えます。
 「ものすごく休みを貰いづらい」と話すのは臨時保育士さん。休みの申請をしても臨時職員同士で代わりの人を探さなければなりません。また、勤務時間外に残ることも日常茶飯事。時給がつくわけではありません。「仕事は好きだが、働いていて、どうしてパートがそこまでしないといけないの?と思う」と疑問をぶつけました。

アンケートに寄せられた声

  アンケートに寄せられた声です。
(臨時職員)
●責任ばかり増え、賃金、労働条件が改善されない。今のままでは続けられない。
●正規と同じように職員会議の司会、書記をすることは大きな負担。
●何も支給されない不満。買うとお金がかかる(ジャージ、エプロンなど)。
●年収230万円。生活が大変。
●賃金単価を経験年数で細く区切ってでもあげてほしい。雇用停止期間があることが不安。
●少しでも一時金を支給してほしい。
●せめて通勤手当は実費欲しい。持ち出し状態なので。
●資格を持っているのに、時給が低く、夏期休暇がないのは納得できない。
●休暇が取りにくい。正規の先生方を優先されているように思う。
●育休、産休、育児手当など(福利厚生)がほしい。
●2ヵ月毎。雇用のたびに履歴書と住民票の提出は大変。せめて年1度にしてほしい。

(嘱託)
●給与体制の見直し。基本給アップ!成績給廃止。
●忙しすぎる。休日勤務の調整が困難。
●車通勤でも交通費を支給してください。ガソリン代、駐車場代とお金がかかります。
●同じ仕事をしていても、地域によってまるで公平性がない。労働時間を定めて欲しい。
●有給休暇が取りたい日に取れない。
●離職条項があることで、いつ首になるか、常に不安。
●年度途中で突然の雇用条件の変更に困る。仕事は楽しいが毎日時間や条件が変わるので不安定。
●細かい意味の健康診断的なもの(人間ドッグなど)を希望。
●保健所で1人の専門職のため、急な休みの時間などの不安。仕事をおまかせになる。

(パート・派遣・アルバイト)
●家へ持ち帰ってする仕事(ミシン仕事)がある。
●職員の方とは蜜に連絡が取れ、相談にも親身になってくれるのでありがたい。私どもの仕事は入札方式なので、どんなに意欲、能力、経験があっても市が最低価格のところをとれば昇給がないどころか降給が発生する。実際時間給が大幅に引き下げられたときにはがっかりした。今後も更に下がるのでは心配。
●勤務体制(通常2人で勤務)が決まっているため、けが・病欠などの急な休みが取りづらく、そのための補充も難しい。
●万が一の労災がないのが困る。勤務中の保障をしっかりしてほしい。
●仕事が減ってきている。日雇い労働なので季節によって出勤回数が違う。平均して仕事があると良い。
●ぜひ健康診断の実施を実現させて。そしたら今の仕事を継続したい。

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