2万941筆、国民健康保険料の引き下げ署名届ける

　高すぎる名古屋市の国民健康保険（国保）料。引き下げを求めて、全市で署名運動が広がりました。
　主導となったのは、今年８月に結成された「名古屋の国保と高齢者医療をよくする会」。市職労も活躍しています。
　市職労国保推進員部会もこの国保料の引き下げ署名を広げました。「ただ保険料を徴収するだけじゃなくて、引き下げるための行動があるなら、仕事の励みになるから」と１人100枚を目標に署名活動を行いました。
また各区で行われた街頭宣伝では、市民の共感を呼びました。中村地域では11月９日、中村公園前で宣伝行動。署名に応じた高齢者の方は「毎月高すぎるで困っとるんだわ」と、家族の名前も連ねました。
　集まった署名数は２万941筆。11月20日に市会議長に提出されました。すべての市会議員へ紹介議員への要請をしましたが、結果は共産党議員全員の賛同のみでした。
国保料の引き下げは来年４月の市長選挙でも争点となります。引き続き引き下げ世論を広げます。