福祉支部・市民のみなさんと一日大行動
公立保育園をなくさないで
「だれもが安心して、子どもを産み育て、働き続けられる地域と社会をつくりたい」。
12月3日、市職労福祉支部は父母の会とともに、「公立保育園を守ろう」1日大行動を行いました。早朝は駅でビラまき、昼は栄で市民宣伝、夕方は市役所職場に机上ビラ配布を行いました。
当局は9月、「保育所整備計画」を公表。今後9年間で最大50か園の廃園・民営化を予定。公立保育園を1〜2中学校区に1つにすると発表しました。
現在、千種台保育園は、廃園・民営化をはね返すため反対運動を広げています。しかし当局は、保護者や住民の反対を押し切って、来年度より児童を入所させない。現入所中の児童が全員卒園するのと同時に保育園を自然消滅すると言うのです。
千種台保育園が移転するはずだった土地には、市の補助金で新しい民間保育園が建設されます。親たちは言います。「公立として建て変えてほしい」「経験豊かな公立の先生をなぜなくすの?」。
保護者は何度も市長を訪ねていますが市長は一度も面会に応じません。栄でマイクを握った小林さん(港保育園)は、「子育てするなら名古屋で、と言うのなら、廃園・民営化ではなく公立も民間保育園も充実するのが市の責任ではないの?」と訴えます。
来年4月は名古屋市長選挙。誰もが安心して暮らせる市政への転換が求められています。