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つどい

第39回東海自治体学校in刈谷

命と暮らしを守る自治体に

 だいたい  午前中は永山利和日本大学名誉教授による「改憲、道州制の急浮上と地方自治からの対抗軸」と題した記念講演、午後は11の分科会と講座に分かれて報告や討論が行われました。
 子どもの貧困を考える分科会では、子ども3人のうち1人が待機児童になってしまい働けなくて困っているお母さんの例など、経済的不安が先の見通しの持てない将来への不安につながり、それが子育てにも影響することが話されました。また、心身を病んで働けない母子家庭の子を保育園の入所につなげ、母子の状態がよくなった例、母親が病気で寝たきりになり、中学生の子どもが生活保護を求めて区役所を訪ねて来た例も話されました。収入を得ることができる状態から、何らかの理由で病気になったり、仕事がなくなったり、賃金が低くなると、普通に子育てすることも困難になる実態が多くあることがわかり、国や自治体の責任で、すべての子どもが格差なく育つことができるような社会保障の充実を急いでしなければいけない、との感想が聞かれました。
≪写真は子どもの貧困を考える分科会のようす≫

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